東ティモールの珈琲とスリランカの紅茶を支援するNPOパルシックに務める友人、圭子から聞いて知った映画「カンタ!ティモール」。
映画は観たことがなかったけれど、何度か現地へ行っている圭子から東ティモールの現状や歴史を聞く度に「そんなひどいことがあるのか」と耳を疑っていた。
圭子のパルシックと珈琲家 香七絵さんの縁がつながり、マスターが東ティモールのお豆を焼いてくれて、出茶屋でも東ティモール珈琲を出すことになった。ふんわりと焼かれたきれいなお豆はとてもやさしい味わいがする。
圭子の東ティモールの話しと、珈琲を絡めたイベントをいつかやりたいと思っていた。
「カンタ!ティモール」は、監督の東ティモールの人々への思いから、自主上映で広がっている映画。
Canta!Timor webページから、小さな上映会も開けることを知った。
平林家とは、食べ物で国境を越えられるという話しをよくする。
映画「カンタ!ティモール」と、平林さんの作る東ティモールにちなんだご飯と、東ティモール珈琲と、圭子の東ティモールの今の話しと。
フスマにスクリーンをかける上映会。
小金井の小さなフスマから、広がっていくといいねと、平林家と圭子とみんなでちゃぶ台を囲んで決めたイベントタイトル。
そして試写をして、涙し、今この日本で、上映会を開くんだという気持ちが強くなった。
平林家に流れる、のんびりとした時間と、映画「カンタ!ティモール」。
小さな上映会が、出来てよかったと思う。
暑い中、足を運んで下さったみなさま、ありがとうございました!
平林家、圭子、ありがとうございました。
みんな、映画に流れる歌が自然に口をついて出て、また心にしみる。
peace is not speech.
peace is life.
平和は演説じゃない。
平和は生活そのものだ。
ー「カンタ!ティモール」より
今、小さな大切なものを見失わないようにと改めて思った。