東京「原発」都民投票、都議会の結果

出茶屋でも呼びかけをした東京「原発」都民投票。

(今までの流れ→署名よびかけ途中経過

 

20日の本会議で否決されました。

東京新聞Webより
とても残念ですが、めげずに進んでいかないと。

受任者が集め拇印か捺印が必要な厳密な署名で、32万筆も集まった。
お金が直接関係してくる地方からはなかなか声を上げにくいこともあるのかもしれません。
多くの人が集まる東京都から方向を示していくことは必要なことだと思います。
次回の選挙で反映されるよう、関心を持って選挙に行く人が増えますように!

今は静岡で県民投票のための署名が集められています。
浜岡のある静岡。県民投票がぜひ実現してほしいです。

 

お金、も権力も、成熟した大人が持っていれば、いい社会と文化が成り立っていくのでしょうが、

大きなお金と権力の中にあると見えなくなること、見たくなくなることがたくさんあるのかもしれません。

 

ないと楽です(笑)

 

東日本大震災があり、しかも原発事故は全く収束していない。この先ずっと残ってしまうものがある。

大きな権力と組織とお金が余りにも理解を超えるところにあって、くらくらすることがたくさんありますが、

関係ないこととあきらめることはできません。

 

小さな声を上げ続けていきたい、と思います。

 

日々の、人の温かさに感謝をして、希望をもっていきたいです。

 

 

 

 

 

 

3.11

 

 

 

3月11日。

今日は日曜日。屋台を引いて、小金井公園へ。

ここ数日に比べると、穏やかなお天気。昼頃にはお日様も出て、子どもも、わんこも、お散歩や運動や、くつろぐ人たちがたくさん。

 

koganeikouen

いつも通り、空の下、珈琲を淹れるときをかみしめる。

 

あれから一年。

 

34万人が未だ避難生活を送っている。被害の大きい岩手、宮城、福島3県の県外への避難者7万人強の約9割が福島から。「原発さえなければ。」の思いが強くなる。

一年前まで知らなかったこと、今は知っていること。

原発の状況は、震災後から今も変わらず危険な状態で、これがこの先ずっと続くこと。ずーっと後に残ること。

 

いろいろな想いに心を押し潰されそうになっても、3.11後、今を生きる私たちは、何が大切なことなのかをかみしめて、考えて、歩んでいく責任があると思う。

 

「忘れること」は人の持つ大切な能力だと思うけれど、機械ではない人は、全てを平等に記録するのではなくて、大切なことを選んで、「忘れないこと」もできる。

 

忘れないでいよう。

 

小金井公園の帰り道、ここ最近から、淹れた後のコーヒー豆たちを引き取ってくれる農家さんがいる。生ゴミ処理に有効だとか。

出茶屋で出るゴミは9割がコーヒー豆なので引き取ってもらえるのはとても助かる(屋台が軽くなる〜)。今日は、コーヒー豆を持っていくと、甘夏持ってく?と袋いっぱいに頂いた。

重量はむしろ増えたけど(笑)、そんなやりとりがむしょうに嬉しい。

 

誰かのために、何かのために、大切なもののために、

 

つながることは、エネルギーになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京「原発」都民投票、これから

以前お知らせした、東京「原発」都民投票

小金井市の署名期間は2月18日までで、

出茶屋でも2週間ばかしで40名の署名が集まりました。

署名簿

東京都全体でも、2月20日現在、31万7775筆集まり、必要数(有権者の50分の一)の21万4236筆を大きく上回る署名が集まり、無効票が引かれても大丈夫そうです。

よかったけれど、山はこれから。

 

今後の流れは、

各市町村選挙管理委員会が署名の有効・無効を審査

署名簿の縦覧期間(7日間)

有効署名数が確定。法定数に達すれば、知事に条例制定を請求。

知事が都議会にかけ、過半数で議決

条例公布、住民投票の実施

 

です。

 

都議会、みんなで注目していきましょうね。

 

 

1992年の環境サミットでのセヴァン・スズキのスピーチで、彼女は言ってます。

「そしていったい誰のためにやっているのか」

 

サザエさんみたいな日々をこれからも、子どもたちにも。

今動かないと!

 

 

東京「原発」都民投票

署名期間は2月9日まで!

(市長選挙/村長選挙のため、八王子市、府中市、小金井市、三宅村は期間が異なります。小金井市は2月18日まで。)

 

私も受任者になりました。小金井市民の方、出茶屋でも署名できます。

14日までに郵送しなければならないので、出茶屋では2月12日(日)まで署名を集めます。(印鑑か拇印が必要です)

 

★この署名は、東京電力管内の原子力発電所の稼働の是非に関する都民の意志を明らかにするため、都民投票を行う条例制定を求めるものです。

「原発」都民投票について詳しくはこちらを。

 

ほぼ一週間で、約3万人以上の署名が必要。

 
福島の車窓

 

2010年の夏、青春切符で旅をした。磐越線、常磐線の景色は本当に美しくて。

 

事故が起きるまで、原発のことを真剣に考えたことがありませんでした。

知れば知るほど、心底、原発はいやだ!と思う。

今まで知らなかったことは、自分の責任でもあって、

3.11があって、今を生きる私たちは、これから歩む道を決める責任があると思う。

 

 

これからも、空の下、日々の光や風を感じながら、珈琲が飲めますように。

子どもたちが、外で思い切り遊べますように。

未来が少しでもよくなるために、今自分が出来る事を少しでも。